一般的に完治とは、どの程度まで治ればいいのでしょう。字のごとく完全に治ると書くので、保湿でコントロールのレベルでは、とても完治とは言えません。
アトピーの完治が難しいのは、皮膚の症状と免疫系との関わりがあるので、一筋縄ではいかないところではないでしょうか。
アトピーを保湿でコントロールしてる人は多いと思いますが、この段階では保湿を怠ったり、空気の乾燥がキツくなると、症状がでることもあるでしょう。
この段階まで治ると、日常生活で困ることもないですが、やはり毎日の保湿は大変だし、コントロールを維持するための費用もバカになりません。
やはり目指すは完治ですが、そこがアトピーの難しいところで、免疫系を正常にもどす手段が無いのです。
でも、世の中にはアトピーが完治した人ちがわずかでもいるわけで、その人たちは保湿すらする事なく、まったく一般人と変わらない生活をしています。
ただ、ひとつだけ言えるのは、そのように完治まで達成することができた人たちは、標準治療をしなかった人たちとも言うことができます。
現在の標準治療では、最大まで改善されたとしても、保湿でコントロールが限界だと思いますし、ある意味そこがゴールだと思います。
最近は、新薬も発表されてますし、この先ホントに完治まで導くアトピー性皮膚炎の治療法が確立されるかも知れません。
それがいつになるか? 不明ですが、せめて僕が生きてるうちにお願いしたいものです。