もしも皮膚科の医師がアトピーになったら標準治療を受けるのか? なんて思ったので、あくまでも想像ですが書いてみたいと思います。
いつも治療する側にいる人が治療される側になったとしたら、本質的な部分が見えてくると思います。標準治療を選ぶ人もいればそうでない人も、、、
よく聞く話で医師が「がん」になっても抗がん剤治療をしないって話です。
もちろんすべての医師がそうとは言えませんが、医師だけによく理解しているとも言えます。
皮膚科の医師の中にも、ステロイドはよくないと思いながら、標準治療だから仕方なくしている医師もおられる事でしょう。
僕がいつも思っていた事は、アトピーになってステロイドを使わないと、アトピーの気持ちを知ることは出来ないと言うことです。
もしも皮膚科の医師がアトピーになって、標準治療をしたとしても間違いなく、一部の人たちは僕たちと同じく民間療法や脱ステを選択すると言うことです。
それは医師である前に人間であるからだと思います。治療する立場からすれば、皮膚の症状が治まればいいと思っていることでしょう。
しかし、立場が変わって患者側になれば、皮膚の症状だけではなく、再発のない根本的な部分から治したくなるのです。
だからその根本的な部分を治すためには、標準治療では無理なわけで、だから何か方法があるのではないかとさまよい続けるのです。
でも、さまよい続ける中で少しずつ答えを見つけ出し、それらの積み重ねで一定のレベルまで解決できるのも事実だと思います。
ただこれは恐ろしく遠回りをすることになるので、もっと近道を通れるような工夫を誰かが大々的にする必要があると思います。