僕と同じ世代の人は大人になったらアトピー は治ると皮膚科で言われた人が多いと思います。
でも実際は大人になっても治らない人が多くなってきて、どうしてそうなったのか? 自分なりの思うことなどを書いていきたいと思います。
僕よりずっと前のアトピー の人は大人になったら治る人が多かったそうです。しかし、僕の少し前の世代から徐々に治らない人が増えてきています。
それはやはりステロイドが関係していて、ステロイドが普及するにつれて大人になっても治らない人が増えてきたと言えます。
ステロイドはアトピー の炎症を抑える為の薬剤ではありますが、逆にアトピー を治りにくくする側面もあります。
これは使い方の問題であり、ステロイドそのものが悪いと思っていませんが、皮膚科で正しい使い方を説明されていなかったことが問題だとも思います。
大人とは一般的に二十歳を超えた人のことを言いますから、その頃の僕の症状を思い出すと、かなり酷い状態だったと思っています。
その頃は脱ステの真っ最中だったと思いますが、それまでは長い間ステロイドを使っていました。
当時の使い方を振り返ると塗っていた量は十分ではなく、完全に治るまで塗らずに、のらりくらりやり過ごしていました。
このような使い方をすると間違いなく長引かせますし、徐々に効き目が悪くなりステロイドを塗っても炎症が治らない状況にまで行き着きます。
どうしてそんな使い方をしていたのか? 不思議だと思う人もいると思いますが、使い方を知らなかったからです。
皮膚科で指導されるわけでもなく、インターネットも存在しない時代でしたから、、、、