舌圧って何? そんなの測ったことないと言う人がほとんどだと思いますし、僕もこれを聞いたのは最近の話です。
舌圧とは単純に舌の力が強いのか弱いのかの圧力のことで、舌圧が弱い人は全身の力も弱いとされているようです。
鬱の人や関節リウマチの人は舌圧が弱い傾向があるらしく、そう言う人は口呼吸になりがちだそうです。
以前も記事にしたことがありますが、アトピー の人には口呼吸が多いと言う共通点もありましたね。
普通の人と言うか健康的な人の舌圧は、30キロ•パスカル(kPa)以上あるそうで、鬱の人が21.6 kPaで関節リウマチの人が26.9 kPaぐらいの平均値(約10名)だったようです。
舌圧と言うのは1日30回のあいうべ体操をすることで、30 kPa程度まで改善されるそうです。
この実験をされた鬱の人の中にアトピー 性皮膚炎の方がいまして、舌圧を高めたことで鬱及びアトピー ともに改善が見られたようです。
しかし、このようなことはよくあることで、舌圧を高めてアトピー を治すと言うことではありません。
舌圧は弱いよりも基準値以上の方がいいですよ。ぐらいに思っているほうがいいのかなと個人的には思います。
アトピー の治療のひとつに「舌下免疫療法」と言うのもありますが、舌つながりで何らかの関係はあるかも知れませんが、アトピー 界に革命を起すようなことは期待出来ないと思います。
何かをしたらアトピー が改善されたと言う話は、星の数ほどありますがアトピー 患者が期待出来るほどの改善が見込めるものは個人的にはまずないと思います。