ステロイドは対処療法だからアトピー は治らない、使い続けると毒素が体内に蓄積するのでは?
このように思い込んでいる人もいると思いますし、そう思っている人の考え方を簡単に変えることは難しいと思います。
脱ステを推奨するわけではありませんが、そう思うなら自分が体験すればよくわかりますし、多くの人は脱ステを経験しています。
ただ、そのやり方としては単にステロイドを使わなくすると言う方法と、ステロイドを使いつつ量を減らしたり、使用する日にちを伸ばす2通りがあると思っています。
僕は両方とも経験していますが、やはりステロイドを使いながら徐々に離脱する方が圧倒的に楽だと思っています。
いわゆるステロイドを使わなくする方法ですと、リバウンドが発生して酷い場合は3カ月から半年は身動きが取れなくなりますし、最悪は入院することになります。
それだと普通に学校や仕事を両立することが出来ないですし、身体的にも辛い思いをすることになります。
僕の経験から言えることは、やはりステロイドを使いながら離脱を目指す方が現実的なのかなと思っています。
ただ、ここで注意するべきはステロイドを正しく使うと言う事です。
これが出来ないとステロイド皮膚症になって、強制的に脱ステを選択しなければならなくなるので、そもそもやる意味を失ってしまいます。
ポイントはステロイドから離脱するための正しい使い方を皮膚科で指導してもらい、それを十分に理解して確実に実行することです。
それは独学でも出来ることですが、十分に理解したかどうかの判断が難しいので、専門の医師に相談する方がいいのかなと思います。