ここに書くことはあくまでも僕の経験が元になっているので、医学的な根拠はありません。
また、アトピー の症状は人それぞれなので僕と同じようにして治る保証もありませんが、考え方としては使えるかも知れません。
ステロイドを使っていてアトピー がなかなか治らない人は、だいたいステロイド皮膚症の状況になっていると思います。
ステロイドを使わなくなると激しく症状が現れて、いわゆるリバウンドのような症状になるのは、長年ステロイドを使ってきたことで、副腎から副腎皮質ホルモンが分泌されていないからと考えられます。
しかし、外用ステロイドを使わなくなると副腎の機能も元に戻ろうと働き出すので、ゆっくりではありますが副腎皮質ホルモンが分泌されるようになります。
これは目には見えないので、こうなっているだろうと言う想像でしかありません。
しかし、突然ステロイドを使わなくなると激しいリバウンドに襲われるので、日常生活はもちろん支障が出るので、僕がやってきた方法は徐々にステロイドを使わなくする方法です。
ポイントはしっかりステロイドを使って症状を抑え込み、保湿と組み合わせながら使う日数を減らしていくことです。
一番重要だと思うのは皮膚の症状が治まったように見えても内部には炎症が残っているので、さらに2、3日はステロイドで徹底的に抑え込めば、再発するまで5日〜1週間ぐらいかかるので、しっかり抑え込みつつ使う日数を減らしていくのが重要だと思います。
たぶん、長くステロイドを使ってきた人は数年単位で取り組まないと、なかなか減らすことは出来ないと思いますが、計画的にやって行けば必ず減らして行けると思います。